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皆さま、こんにちは。ティンカーベルです。
私たちの団体は、当時10代・20代を中心としたメンバーと共に、2018年2月に団体を設立。「子どもたち・若い世代がキラキラ輝いて過ごせるように」、子ども・若者の声を反映しながら課題解決に取り組んだり、自由に意見を述べられる場づくりを進めたり、社会福祉協議会の事業における公立小学校での子どもの居場所づくり運営や、イベント企画、教育プログラムの主宰など多岐にわたるNPO事業・ボランティア活動を展開してきました。
途中、コロナ禍に突入し、活動休止期間も長期にわたりましたが、2025年2月に団体設立7周年を迎えました。これを機に、全国各地で、課題解決型コミュニティづくりに取り組み、子どもたち・若い世代の声を様々な課題解決に反映させる試みの波及、時に「政策提言」をしたり、時に「課題解決に直結する企画の立案・展開」に繋げるなど、ネットワークを生かした活動を構築していきたいと考えています。
これは、団体設立当初から構想があり、2019年に実現を目指したものの、当時は資金が集まらずに断念。しかしながら、他団体さんや様々な職種・立場の方でもその枠を超えて、「異なる視点(経験や知識、考え方など)」でも「同じ目線」でひとつの課題解決に繋げていくためのディスカッション・コミュニティの実現は大きな意義があると考え、多くの若年世代からも賛同が寄せられるこの活動に再度チャレンジしようと考えました。
団体運営には課題があります。一般企業と比べて目に見える対価が少ないNPOやボランティア活動の場合は一人一人の意思や情熱が原動力になり、その維持と発展を継続して組織運営に取り入れていくのはなかなか至難の業かもしれません。
2019年の挫折と、コロナ禍の影響もあり、一筋縄ではいかないことが身に染みて感じられる中、今回の再スタートが最後の挑戦になる可能性もあります。ただ、一人でも求めてくれる方がいれば、団体を継続させる意味がある、そうも思っています。
今年度は、コミュニティ活動の前段階として「団体や活動の認知度向上」と「社会貢献性のアピール」、そして活動そのものが課題解決への一助となれるように”子ども・若者の課題解決がもっと身近になる情報誌”の企画・発行、誰でも参加できる配信型のオンライン・ディスカッション番組の開設、そしてまずは団体へのファーストタッチがより親しみを抱かれるものになるように、公式キャラクター”きらりん”の活動を開始するなど、広報力の強化に努めました。
そして、新年度からは、コミュニティの活動を進め、再びイベント開催などで徐々に参加者・認知度(必要性)の増加に繋げられるような企画を進めます。また、「意見を持つ」「考えを述べる・発信する」ことを含めた、アクティブ・ラーニングに特化したスクールの高層化など、多面的な活動展開を目指します。
また、コミュニティの実現に伴い、各グループの自立性を高めるだけでなく、団体をNPO法人化できるように体制の再編を行ってまいります。代表・副代表なども世代交代を目指し、よりクリアな運営体制を目指していきたいと思っています。
皆さまと一緒に、皆さまの地域でこの活動、そして思いを広めていくことを楽しみにしておりますので、より一層注目してくださいますと幸いです。新しいインフラとして、声を反映するための試みが身近になるように頑張っていきたいと思います。
ティンカーベル事務局
2025年3月